休日らしい過ごし方
今日は休日としたので、のんびり過ごしました。
朝は10時過ぎに起きました。そのあと、実況プレイ動画を見ながら新しいメイクに挑戦。
昼ご飯を食べて、ツタヤまでDVDを借りに行きました。
その帰りに靴屋さんによって、欲しいパンプスを見つけましたが、お金がないので断念。ショッピングモールではパンを買いました。
最後に整骨院でマッサージをして帰宅しました。
4時からDVD『ヒックとドラゴン』を鑑賞。
非常に素晴らしい映画でした。
バイキングとドラゴンの話なので、流れるケルト音楽が私好みでした。
ドラゴンらしくないと思っていたドラゴンたちの仕草がかわいくて、特にトゥースは大きな猫の動きそのままで生き生きとしていました。
ドラゴンの生態や、ドラゴンの飛行訓練など、この世界でどのようにドラゴンが生きているかが細かく描いてあってワクワクしました。
ファンタジーは、その世界を構成する要素を細かく描いている作品が多いので、想像が広がってとても好きです。
とくに、飛行訓練のシーンの映像は圧巻で、感動で涙がでました。
ただ、この世界におけるドラゴンの立ち位置をどう捉えるかで、評価は変わりそうです。
ファンタジーにおけるドラゴンは、「動物」か「人間と対等or人間を超越する生き物」と捉えるかに分かれます。
この映画では、ドラゴンは「動物」として描かれています。はじめに、「ドラゴン」=「害獣」と明言しています。
その前提が受け入れられないと、ラストの「ドラゴン」=「ペット」は納得いかないでしょう。私も少しモヤッとしました。
この映画では、ドラゴンを超越した存在として描く気がありません。「火を噴く」「空を飛ぶ」「首が二つある」など、超越的な特性を、一動物としての特性として描いている。エリマキトカゲが水面を走るように、スカンクが放屁するように、当たり前のこと。また、この映画のドラゴンは知能は高いけど、喋りません。
なので、この映画の主題は「人間と対等に生きる」ことが目的ではありません。「一動物として人間と共生する」だと思います。だから、ラストが主従関係になっていて不快、というのは、まぁそうなのでしょうが、この映画のドラゴンは動物なのですから、しょうがないかなあと思います。
「対等に生きる」というのは、『平成狸合戦ポンポコ』『アバター』とかではないでしょうか。そこでは人語を喋っていますし(人にはわからないかもしれませんが)、まず人語を喋っていない今作では、「対等に生きる」主題を表現するのは難しいと思います。こちらの主題の作品は、良い例かわかりませんが『エラゴン』でしょうか。
そういうのは置いておいて、映像美とドラゴンのかわいさと音楽を楽しんでほしいなあ、という映画でした。
そのあとは夕食をとり、『白いへび眠る島』(三浦しをん)を少し読んで、ブログを書いています。
かなり充実した休日が送れて満足です。
では、今回はこのへんで。